千間台名倉整骨院

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高気圧高濃度酸素治療について

「高気圧酸素」とは?

現代人は、種々のストレス・運動不足・環境破壊・喫煙・飲酒・偏った食生活・睡眠不足・大気汚染・水質汚染・部屋の換気不足などにより知らず知らずの間に酸素不足になっています。

あなたのカラダは、酸素不足になっています!

人間が健康でいられるための一つの条件に、基礎代謝を高めることがあげられます。
社会的に懸念されている生活習慣病を予防するためにも、老化を遅らせるためにも、多くの酸素を取り込むことが大切とされています。

人間が生活する自然の気圧(1気圧)よりも高い気圧環境を人工的に作り、その環境下で大気中(約21%の酸素)よりも高濃度(MAX50%)の酸素を吸入することにより、血液(血漿)中に溶解する酸素(溶解型酸素)の量を増加させることができます。
その結果、大気圧(1気圧)で通常濃度(約21%)の酸素を吸入するよりも、多くの酸素を取り込むことができます。

近年、イングランド代表サッカー選手がケガのために利用したことで有名になり、今では多くのオリンピックアスリートやプロスポーツ選手の方が利用しています。また、欧米では健康・美容法としてもハリウッドスターやトップモデル達にも話題になり、多くの方に利用されています。

高気圧酸素がなぜ、良いのか?

私達の体には60兆もの細胞が生きており、その一つ一つの細胞のミトコンドリアが栄養と酸素を利用して、生きていく為に必要なエネルギーを生産しています。
しかし、通常の大気圧下の呼吸では、体内に取り込んだ酸素は一定量(赤血球の数)以上運ぶことが出来ませんので、十分な酸素を送ることが困難です。これに対して「ヘンリーの法則」(液体に溶け込む気体の量は、その気体の気圧に比例して増える法則)を用いた高気圧環境下では、酸素が気圧に比例して血液(血漿)に溶け込み「溶解型酸素」が増加し、酸素不足の細胞へ「酸素」を補うことができます。

「結合型酸素」と「溶解型酸素」

一般的に体に取り込まれる酸素には、血液中のヘモグロビンと結合した「結合型酸素」と、血液の液体中に溶解した「溶解型酸素」の2種類があります。細胞に運搬される酸素のほとんどが「結合型酸素」として身体の各部位に運ばれます。しかし、ヘモグロビンが全て酸素と結合すると、血中のヘモグロビンの数以上の結合型酸素を増やすことはできません。そのため、細胞の酸素が不足した場合、通常よりも多くの酸素を送ることが困難となります。

一方の「溶解型酸素」は通常の大気圧下ではほとんど存在しませんが、高気圧環境で高濃度酸素を吸入すると「ヘンリーの法則※」に従い、「溶解型酸素」の量を増やすことが出来ます。
また「溶解型酸素」は「結合型酸素」よりも小さい為、「結合型酸素」が通れない毛細血管の末端まで「溶解型酸素」を供給することが出来ます。

ヘンリーの法則
「液体に溶け込む気体の量は、その気体の圧力に比例して増加する」という法則

健やかな生命活動に酸素は欠かせません。しかし現代の私たちは、運動不足など多くの要因により体内の酸素が不足しがちです。本当に健やかな生命活動は、体の隅々まで酸素が送り届けられてこそ成立します。O2 キャビンは、酸素を求める体にしっかりと酸素を送り届け、私たちの体をリフレッシュさせてくれるでしょう。

通常の呼吸で得られる酸素はヘモグロビンと結びつき、赤血球(大きさ:7μ)が運びます。

ヘンリーの法則を満たす条件下で摂り込まれた豊富な酸素(溶解型酸素:血漿に溶け込む)量は、酸素ボンベの役目を果たしますので、通常より長く息を止めていられるようになります。 当院のテストによりますと、ほとんどの方が「1分以上呼吸を止めていられます」2分、3分、5分と海女さんを思わせるほどの方も出現しています。

一体これは何を意味しているのでしょうか? 体内に多くの酸素量が摂り込まれているということになりますので、一般の方には基礎代謝量の亢進による生活習慣病の予防・集中力・疲労回復・アンチエイジングとして、アスリートの方には持久的エネルギーとして有酸素・無酸素運動を問わず活用する事が出来るでしょう。スタミナ(体力)勝負には強いということでしょうか。

息切れしやすい一般の方にとっても「呼吸が楽になる」朗報と言えるでしょう。
「溶解型酸素」は、思い掛けないところで「秘めたパワー」を発揮しています。